今回の記事は我が農園の自然農にとってはあまり関係がないかもしれません。どちらかというと慣行農業向けの話かもしれません。
先週の土曜日に2トン車用のゴレンコンテナ(収穫した籾をトラックで運搬するための専用の機材)を購入してきたのですが、実はその機材に付いてきた排出用のホースが1mと短かくて(大型のライスセンターであれば問題ない)農家の納屋では使い勝手が悪すぎるので問題視していたのですが、ヤフーオークションに石川県内から同じメーカーの軽トラック用のグレンコンテナに3mのホース付きの物が出品されていたので即落札していました。
それを昨日は引き取りに行ってきました。
激しい雨の予報だったのですが、先方にも都合があるだろうとの事で行ってきました。売主の方は遠いところからわざわざすいませんなんて言っていましたが、娘のアパートにも近いのでそんな距離感は感じられず移動しました。
待ち合わせの場所から少し離れた所に置いてあるというので一緒に移動したのですが、道中妻と大きな倉庫だね、こういうのがいいねなんて話していたまさにその建物がそうでした。
少々談笑ののち積み込み開始
(何気に写ってる田植え機は8条植え。大きい!!)
さぁ作業しますか。
ガラガラ〜
凄く静かなフォークリフトでそっと持ち上げて降すはずが
軽トラック用に設計されているので足が全く届かずフォークリフトの爪が抜けず、止む無くユニックで吊ってフォークの爪を抜きました。
キャスターを畳んで。
機材が濡れないようにブルーシートをかけて養生します。
その後はお気に入りのラーメン屋さんでランチしたり
牧場でソフトクリーム食べたり、買い物しながら自宅へ
ここでもやっぱりユニックを使わないと降ろせず
トラクターの位置を変更したりしながら何とか格納完了。
あとは、このスペースに通常耕耘用のロータリーを格納すればOK。
クボタはヤンマーと違ってエンジン切ってもロータリーが自然落下しないのがいいね。考え方の違いと言えばそれまでだけど。私は上がったままでいてほしいと思う。
今回のグレンコンテナは親方の軽トラに載せて使う予定です。
自分ちの田んぼは僅か5反なのですが、お手伝いしている親方の田んぼは2町5反あるので合計3町分を作付けしているような感じなんですよね。
しかし、今回の機材を売ってくれた方の設備と言えば
とにかく巨大。
聞けば30町分を現在作付けしていて最終目標は50町分とか。
完全に専業農家です。凄いとしか言いようがありません。
何もかもがスケールが違いすぎて言葉が出ませんが彼曰く、50町ほどが一番収益バランスが良いそうです。確かにね。試算してみるとそんな感じです。5反とかが一番バランスの悪い領域ですね。兼業でも最低でも3町はないとダメだと思います。
彼は若いので稲作の成功者として生きてゆけるでしょう。
頑張って欲しいものです。