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戦う気持ちに火がついた

何の戦い?ってタイトルですよね〜〜

いやね、15石の古いシズオカの乾燥機1台で乾燥作業をやってると

万が一に壊れようもんなら、その後の作業が全て止まってしまう恐怖に怯えながらの作業を行なっているうえ、

せいぜいが3反歩しか入らない乾燥機では、

どんなに天気が良くても、どんなに刈れる状況でも3反歩で稲刈りを切り上げないといけないんですね。

これから秋の北陸のジメジメシトシトの毎日がやってくると思うと、

それはもう非効率以外なにも無いわけで到底許される状況ではないのですね。

しかも30石入る乾燥機は現在のセンターでは使えないし。

もうね。選択の余地なんてないんですよ。

やるか……

ってんで昨日の夕方、

今年で離農する近所のYさんを訪ねた。

「Yさん乾燥機もう売った?」

「誰も買ってくれんわ。そこが買ってくれよ」

「値段にもよるから値段言ってよ」

「そうだな〜4〜50ってとこか」

「んじゃ40で頼むわ」

と交渉成立。

購入したのはこいつ

s

シズオカ精機のドライゴンSSE-GS

遠赤仕様でないのは残念だけど最新の現行機種で

使用時間は何と5日間。

50時間は使っていないという脅威の新古車状態。

これなら安心して乾燥を任せられる。

来年からの設備の拡充後はこの乾燥機は

近所のみなさんの請負分や餅米、個別契約しているノトヒカリなど

ニッチな需要に応えるべく使う予定。

小さいので掃除も楽で良い。

30石以上のモデルは中に落ちたら出れる気がしないほど深いから

おいそれと中には入りたくないんだよね。

そしてYさんは今週末で作業を終えると言うので

作業が終わり次第移設する口契約を締結。

よし!!!

これで戦えるぞ。

問題は現在のライスセンターに入るかだよね

本日はセンターの高さを測りつつ除草しながら

10時ごろからは稲刈りです!!

台風の影響が出ませんように!!

 

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戦う気持ちに火がついた」への2件のフィードバック

  1. 30石の乾燥機があるのに設置出来ず、別途新たに小型のを買うジレンマお察しします。
    農機具って稼働時間からするとホントお高いですよね。ウチぐらい小規模(2反)だと田植え機なんて年に3~4時間コンバインも7~8時間程度しか使いませんし、10石の乾燥機も2回回せば終了です。
    かといって人力で田植えも稲刈りも出来ませんが、今の農協の買取相場考えると『どうやって元取るの?』と思いますよね。
    ウチのジィさんは『昔は2反あれば一家が十分生活出来た』とか言ってるけど、そのツケは子供等の世代が払ってる訳で、、、ブツブツ。
    ウチの場合は大規模家庭菜園も含め、ジィさんの農家の誇り?を維持する為の盛大で贅沢な趣味に成り下がってしまってます。

    1. ひらぽんさん

      いやいや全く仰る通りで。
      うちだって30石の乾燥機が稼働したら5〜6回で作業完了ですからね。
      ほんと合わないすねぇ。
      新品で機材揃えたら来世までローン組まなければいけなくなりそうです。
      米価上げないと離農農家か大規模農家しかいなくなりますね。
      2反とかだと100%減価償却不能ですよね。
      米作るの止めるのが一番儲かると爺さんたちが言うのも無理はありませんわ。
      どんなに小さいトラクターでもコンバインでも100万以上はしますもんね。
      でお米はと言えば1反例え10俵取れたとしてもJA価格だと10万円ナリ。
      年間20万円(経費込)じゃそりゃ成り立ちませんよね。
      規模が大きいとその経費分母が小さくなるのでまだ何とかなるんすけど小さと無理すね。
      じいちゃんに有終の美を飾ってあげられるよう頑張ってください!!
      そろそろそちらも稲刈りですかね?
      お互い気をつけて作業しましょうね。

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