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カメムシ対策の防除

昨日、ノトヒカリの予防を行なってきました。
今の時期にカメムシ予防を行わないと相当変人扱いされます(もう既にされてますけどね)。
ノトヒカリは既にお寿司屋さんと宿泊施設の友人に全量予約済みなのですが、彼らにも予算というものがありますので収量を落として単価が上がることは好ましくないと言う事で、慣行栽培を行なっています。

予防作業は以前からお世話になっている口は悪いが人一倍世話好きな近所のおじいちゃん(左)から機材を借りて、営農仲間(右)に手伝ってもらいながら防除作業を行いました。

使用した薬剤はトレバリーダビームとかいう農協推奨の第一回目の予防薬です。

良く分からないのですが、友人曰く、カメムシが嫌がる成分が入っていて、それにより田んぼの中からカメムシが畦側に逃げるんだとか。なぜか製品、成分を変えながら3回の予防作業を行えとあります。

しかし、農薬嫌いの私が撒くものですから撒き量が薄い薄い。終わってから爺ちゃんにメチャクチャ怒られました。「やる気あんのか!!」と(笑)いや私的には全く気が乗ってないですよ。何だ、カメムシ追いやるだけならやる必要ないじゃないと思います。でも色彩選別機がない現状では黒い点々の入ったお米は営業で使うお客様には渡せませんから仕方ないのかもしれませんね。

手伝ってくれた友人のお礼はエンジンポンプのスターターロープの交換作業。物々交換ならぬ作業交換です。

交換作業中もヒグラシが立体的に鳴いてて、とってもいい雰囲気でした。

ところでこの第一回目の予防作業なのですが、穂が出始めた時期に実施とあるんですね。今がまさにその時期だと言う事です。

その穂の状況なのですが

どんどん出てきました。穂揃いとはまだ言えないようですが、気分的には穂揃いの気分です。毎日穂を眺めるのが楽しみで楽しみでなりません。

そして、この出穂(しゅっすい)時期になると水管理が相当重要になるそうです。夜のうちに水を当てて、日中は切っておくような管理が良いと聞きました。いつまでもズブズブの水のままだと稲が根腐れを起こして倒伏の原因になるそうです。難しいもんですね。

ゲートの付いているとこは楽チン管理です。

ゲートのないところはアクロバテックです。

石で水量管理している二番田のような田んぼもあります。

ベニア板で入り切りするスタンダートな水門も使います

オープン状態

クローズ状態。

なかなか忙しい時期に突入してきました。

そしてこんな光景も目にしました。

農業で使っていた白長靴が破れたのでしょうね。すぐ脇の川に投げ込みです。こんな事を平気でやっているのが農業委員とかやってる農業の未来は絶望的ですね。最低です。

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