お客様にお渡しする分を除くと手元に残ったハザ干しノトヒカリは何と10キロ。トホホな量です。これでは皆さんにお届け出来るはずもありません。
それでも残った僅かな貴重なお米を炊いて試食してみました。
ウサラビというところの炊飯専用の土鍋で炊きあげてみました。
お米の表面は、パッと見た目で分かるほどきれいです。
全ての粒が立っています。
その味は……うまい!!うますぎる!!
同じ田んぼのノトヒカリの機械乾燥米も食べていて美味しいと思っていましたが、次元が、世界が違っていました。抜群です。ノトヒカリはコシヒカリと比較すると割と甘みが低めの味わいなのですが、逆にこれがおかずに合うんです。
どんなおかずにも合うんです。美味しくて美味しくて、あっという間に妻と二人で完食してしまいました。
やはり自然栽培系のお米なので草原の香りが爽やかです。口に入れた瞬間の感触も、噛み締めた時の味も最高です。
ただ残念なのは、このお米を皆さんの手元にお届けできない事です。
痛恨の極みとはこのような状態を言うのでしょうね。
来年は作付け面積を倍にして対応するので、少しは状況が改善されるかと自身が期待しています。