Site Overlay

二プロのSZR303畦塗り機に自作の散水機を取り付け

高いんですよ。何が高いって畦塗り機のオプションが高くて手が出ないんですよ。うちの小型のトラクターに装着する畦塗り機も同様に軽いので水分が充分でないと綺麗に塗り上がらずにパラパラと落ちてしまうような畔にしか仕上がらなくて困っていました。ベテランの農家さんに聞くと、「散水機付いてるか?」と仰るので未装着だと答えると、散水機あると具合良く塗れるようになるととのアドバイスを受けていました。今年も畦塗りの季節に入り、私も焦ってきてはいたのですが、散水機が仕上がらないと田んぼに向かう気がしませんので散水機製作の為に活動していました。

まずはトラクターの準備です。

散水用の水タンクはフロントウエイトを外して、キャリアを取り付けて、その上に100リッターのローリータンクを乗せる予定なので、まずは現物の確認作業を行います。
トラクターの手前に置いてあるのがそのキャリアーのステーです。

このキャリアーはクボタのKLシリーズ用なので取り付け穴の位置が私のKBシリーズとは違うので去年買ったウエイトハンガーに穴を開けて使います。我が家のボール盤で穴を開けようと思ったのですが高さが足りず施工不能だったので鐵工所へ走りました。

速攻で穴をあけてくれる職人さん。

2箇所あけて1000円なり。

持って帰って穴を塗装して装着。

さぁさぁステーが付いたのでキャリアを乗せましょう。

跳ね上げ式なので使わないときは跳ね上げておけます。

横方向にもガードが付きます。

幅も調整できて具合良さそうです。
これで水の問題はクリアです。水が乗せるウエイトの代わりになるのですが、タンクが軽くなるとやばそうですね。

次は水を送るホースの選定です。

これが良さそうですね。不足してはあれなので6m買ってきました。

老眼で規格が読めないので写真を撮って読んでみます。大丈夫そうです。

ポンプはアマゾンで売っている1個2000円のポンプを使います。防水ではなかったりと色々問題はあるのですが、安いので一択で。

ポンプが届いたのでステーを作ります。
ステーは鉄のLアングル材を基本に組み立てます。
畦塗り機の現物との取り合いがあるのでトラクターに畦塗り機を装着します。

現物あわせで大体の寸法を出して加工します。

溶接して頑丈に仕上げます。ポンプの取り付け位置は現物合わせなのですが、これもボール盤が貧弱なので大変でしたが何とか正確に穴あけが出来ました。

最終的にはこのような形態に仕上がり装着してみます。

ポンプを乗せるとこんな感じです。

L字のエルボーはホームセンターなどで売っている3/8の配管部材です。必要資材は後ほど列記しておきます。私は余計な物を買いまくりましたので後に自作する皆さんの参考になればと。

試運転までにローリータンクが届いていないのでジョウロで水タンクの代用です。

ポンプ配線は、本当は畦塗り機の本体のどこかにポンプ用の配線があると思うのですが発見出来なかったので自作します。一応ポンプなのでスイッチからリレーを介して作動させます。リレーにはアクセサリー電源からの物を使わないと万が一にエンジンを止めた状態でポンプが作動し続けてしまうと簡単にバッテリーが上がってしまう危険がありますので後ほど引き直しです。現状はバッテリー直の状態ですね。

あとはこのゴチャゴチャした配線の整理が必要です。

いつもの事ですがインスタに動画を載せてありますので興味のある方はご覧ください。

https://www.instagram.com/reel/Cb1_aDhFLvA/?utm_medium=copy_link

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です