Site Overlay

育苗ハウス内の水平レベル出し②

実は農業に出費が嵩みすぎて、ここ1週間ほどは夜間工事のお手伝いに行っていたので実質的な睡眠時間が1日3時間ほどという過激なスタイルで活動していました。

昨日も早朝5時に自宅に戻り、8時に起きてすぐにビニールハウスへ向かい前日の不陸調整の続きを行いました。

途中、近所の土建屋さんの重機の音が聞こえてきたので2トン車で向かって山砂を分けてもらいました。

馬鹿でかいホイルローダーでガバッと砂をすくって

ザザー

一瞬の作業ですが人力だと1時間はかかる量です。やっぱり重機は凄いですね。量的には1.5立米ってとこでしょうか。山砂を確保したので安心して不陸調整に向かえますね。

不陸調整って何なの?って読者さんもおいでるでしょうから説明すると、要は高低差を無くする調整の事で建築や土木関係では普通に使われている言葉です。何事もレベル出しが肝心なので重要な作業のひとつです。

さて一言に不陸調整と言うけど、どのレベルかと言うと全体で基準位置から±5mmは確保せよとのこと。

キッツイ話ですよ。

長さ16m、幅4.6mでそういう追い込みって相当ですよ。

日中はレーザーの赤いラインも目視出来ないので受光器で光を感知して深さを測ります。受光器本体はレーキに縛り付けて地面にレーキの先端を押し当てるだけで高低差を教えてくれるので助かります。

音も高い場合と低い場合では音色が違うので判別しやすくて助かります。

古いモデルですがまだまだ使えますね。

このプール部分の地面の中にはアシやススキの根っこが縦横無尽に走っていて、そいつらを耕運機で掘って切断、撤去するのですが、それがまた手間がかかる作業で無駄に汗が流れます。

お昼に戻るも食欲が湧かないほどの疲労感でしたが、好物のサラダ巻きをスーパーで買い求めてエネチャージして何とか1層目の土のレベル出しは完了。

そこに山砂を入れてゆきます。

山砂で最終的な不陸調整を行い育苗プールの形成を行います。

山砂を投入する理由は、このあと使用するプール育苗用の防水シート(ビニール生地)に木や雑草の根が刺さって穴が開いてしまうのを避ける為と、レベル出しを完全なものにするための2つの理由の為の作業です。通常の育苗方法ではここまで水平レベルに拘る理由も必要もありません。あくまでもプール育苗の為のお話です。この苦労が今後の25日間の快適な育苗生活に繋がると思うと流した汗や苦労は報われるはずです。

ネコ(一輪車)に積んだ山砂は均等間隔でビニールハウスの中に置いてゆきます。

この日は定規でならし始めた途端に体が限界を迎えたため作業は中断。

足や手がつって痛くて動けなくなってしまいました。体が限界ですね。

翌日は種まきで、予定ではこの育苗ハウスの中に種まきをした苗箱を並べないといけないので、本来はレベル出しを終わらせなければいけないのですが、無念のリタイヤです。翌朝に最終のレベル調整を行おうと思っていたのですが、別件の用事が入ってしまい、どうもそれも厳しそうです。最悪の場合は種まきした苗箱を2トン車の上で待機させて仕上げを行おうかとも考えています。

育苗ハウスでの作業は断念しましたが、苗箱など翌日の種まきに使う資材を引き取りに行っていないので、コメリへ向かい苗箱やプール用のシート、遮光、保温用のシルバーポリなどを購入してきました。

コメリの早期予約割引を使い苗箱250枚を購入したのですが、1枚100円なので本当に助かります。

改めて凄い量ですね。150枚はプール育苗専用の箱で、残る100枚が通常のダイヤカットと呼ばれる保水性能の高い箱です。(多分後者は今後も不要だと思われますが、使えない訳ではないので)

これにてこの日は終了です。(もちろん夜間作業には出かけましたよ。)

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

一応ブログランキングにも参加しています。

にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です