作業中の写真が一切ない事に今更気がつきましたがお許しください。
日曜日の昨日はエゴ掘りと呼ばれる水路掃除の日でした。
エゴ掘りにはその水路を利用する田んぼの所有者、耕作者が総出で参加する仕組みで、うちの村では上江、中江と２系統の水路が用意されていて、午前、午後の２部制で作業を行います。
午前中の上江の方は大した事はないのですが、午後の中江は暗渠の中に入ったり、かなりハードな作業になります。
そんな中、うちの町の桜が満開となり、どうしても奥様と花見がしたい自分は午前の部と午後の部の間の時間合間を使い花見に出かけてきました。
本当は行きたかった場所が駐車場の入り口まで何と２キロの大渋滞だったので断念して密かに楽しめるスポットを探してウロウロしました。
案外あっさりと穴場スポットが見つかり途中のスーパーで買い求めてきたお弁当を広げてお花見ランチ。
風が強くてお箸を手で押さえておかないと飛ばされそうな感じでしたが、満開の桜の下で楽しむランチは本当に美味しくてミスチョイスの甘いラテも許せるほどでした。
ちっちゃなベンチでのささやかなお花見でしたけど妻も私も大満足。
ランチのあとはお花見散歩を楽しんで
奥様も大満足な様子でしたので良かったです。
のんびり花見をしたあとは午後のエゴ掘りに間に合うように車を走らせ無事合流。
午後の集合場所は我が農園の育苗ハウスの近くだったので私が到着する頃には参加者全員が見学済みで、質問責めにあいました（汗）
そして、午後の部の後半に先輩農家さんが来年から俺の田んぼをやれと言われて変な汗をかいてしまいました。今の所来年の増加分は５反部（５０アール）ですが今後もどんどん増加しそうな勢いです。目標は５町部なのでまだまだですけどね。頑張りますよ。
午後の部を終えた後は田んぼの荒起こしを１枚行いました。本社近くの自己所有の小さな田んぼが残っているのでトラクターは本社泊まりです。
何だかポンコツも多いのですが本気感満載ですね（笑）
陽も陰ってきたので育苗ハウスに向かいレベル調整用のプラスチックの桟木の埋め込みを行います。
陽が陰る事でレーザーの線が見やすくなり受光器より簡単に、正確にレベルを測る事が可能になるので待っていたのが実情です。
もうすっかり暗いハウスの中でレーザーの光を頼りにレベルを出してゆきます。かなりの精度でレベルが出ていたのがとても嬉しかったですね。
スチーム催芽機を貸してくれた（強制的に）先輩農家さんは去年適当なレベル出しを行なって（私がそれではダメなのではないか？と忠告したにも関わらず）約半分の量の苗を枯らしてしまいました。勉強不足もいいとこです。
先輩の背中を見て私はそうならないように最大限の努力は行います。
エゴ掘りの時に先輩は「おめーさんの言う事聞いてやればよかった」としみじみと語っていたのが泣けてきます。やはり人の忠告は素直に聞く耳は必要ですよね。私だってスチーム受け入れましたよ（笑）
さて明日はいよいよ最終のレベル出しと苗箱の搬入です。
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