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草刈りな日々と忍耐の心

おはようございます。昨日の育苗ハウスは

最高気温は平和な20度台。

最低気温は

いいですね。10度台です。

カエルさんの卵も移動してあげないとダメですね。

あれ???左側にもひと塊りあるじゃない???

あの小さい体からどうやってこんな大きな卵産むんですかね。

塊で3つあったのをバケツにすくって、今月末まで耕さない田んぼの水たまりに入れてきました。これで孵化までは安心です。

今更なんですけどスケールでの苗の成長を測ってみました。

まだ平均すると6cmほどなので、道のりはちょうど折り返し地点になりますね。

予定通りに育つと5月5日には田植え可能になるのですがどうでしょうね。

それにしても元気一杯に育っています。苗の生命力に毎日癒されます。

セークロー爺ちゃんが代掻きの準備をしていました。

こうやってどんどん周りが代掻きし始めると、心中は穏やかさを保つのが難しくなってきます。

(写真は農業師匠代掻きの図)

計算上今代掻きする訳にはいかないのでひたすら耐えるしかないのです。

なぜ早く代掻きしてはいけないかと言うと、私が無農薬栽培をこよなく好むため「除草剤」を使わないからなのです。除草剤を吸った稲のエネルギーが集中する籾から出てくる玄米や白米。考えただけで無理ですね。同じく殺虫剤も収穫2週間前まで3度に渡り撒き続けます。正直私はそんなお米は口に入れたいとは思わないのです。無毒化、無害化するから大丈夫とは言っても毒は毒。嫌なものは嫌なんですよね。

おっと脱線しました。で、代掻きですが、代掻き完了後から雑草たちは活動を開始します。

一見茶色で雑草のザの字も見えないような美しい水鏡の田んぼの中で雑草たちはせっせと発芽活動を進めているんです。除草剤を使う慣行栽培ではその雑草の芽を薬剤の力でやっつけられますが、我が家のような無農薬の場合そうはいきません。除草機を田植えした田んぼの上に走らせて草を物理的に叩く以外に手立てはありません。そのため雑草の繁殖活動期間はなるべく短くしたいのです。

そのためには田植えの3日前に代掻きが終わるような時間調整を行わなければいけないのです。慣行栽培農家が全くと言ってもいいほど気にしていない代掻きタイミングを息を殺して伺っているのです。なので他の農家さんが嬉々として代掻きしている姿をじっと我慢の子で指を咥えて眺めて毎日を過ごしています。今は耐えるしかないのです。友人の自然栽培農家はまだ種まき状態です。彼の忍耐力に比べれば私の忍耐なんぞ足元にも及びませんがね。

さて、昨日は草刈りからスタートでした。

ビフォー

アフター

田んぼ脇の法面部分が耕作者の除草範囲となるので地道に下刈り機で除草します。

法面草刈り機も共同の物があるのですが、借りに行くのが面倒なので下刈り機での作業です。

ビフォー

アフター

ついでに水路周辺の草刈りもやっておきました。

田んぼ師匠がトレーラーで代掻き用のフルクローラートラクター運んでました。

師匠は常時嘘をつくので困るのですが、この時期になると思い出すのが

「田んぼ1枚代掻きするのに1時間以上かけるな!!」との教えです。

これ、実は無理なんですよ。無理なのに彼は私にそれを強要しました。

おかしいと思って彼の代掻きしているのを観察したら早くて2時間。遅い時は1枚半日かけて代掻きしていました。怒ってそれを問い詰めると「そんな事を言った覚えはないとトボける爺さんです」

毎年代掻きの時期になると爺さんの嘘を思い出して「何であんなすぐバレる嘘つくんだろう」と考えて頭を傾げています。ほんと変な爺さんなんですよ。まぁ憎めないんですけどね。

傾斜地では必須とも思えるフルクローラートラクター。

絶対にハマらないと断言できるほどの走破能力です。小さいのでバカにされますが、その能力は驚愕の能力です。笑っている人たちがしょっちゅうハマってるのを見て、知らない事の方が問題だと思うよと私は心のなかで呟いています。

さて今日はどうでしょう。山の田んぼは水が足りなくなるらしいのでそろそろ注水したりした方が良いのでしょうかね?悩みどろこです。

昨日、友人が年間契約のお客さんを紹介してくれました。とても有難いお話で感謝感謝です。

頑張って良い安全なお米作りますので秋を楽しみにしていて下さいね。

さて、本日も晴天です。怪我しないよう頑張りましょう。

本日もお付き合い下さいましてありがとうございます。

 

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