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最新の田植え機

昨日は予告通り近隣自治体へ出かけていました。

そこに用意されていたのは

クボタの最新型の田植え機NW8S。

憧れのキャノピー付き。ディーゼルエンジン。

GPSによる直進アシスト機能付き。

価格 約600万円………

凄いとしか言いようがないすね。

コクピット周りは流石に年代が近いので弊社のEP67に似ているパーツが多数見受けられます。

畦ぎわスイッチがボタンなのも同じですし、アクセル回りも同じ。

何なら苗置き台も同じかな。

決定的な違いはGPS誘導による直線キープ機能。

これは欲しい。

自然栽培中心の当農園では田植え後の除草作業が必須なのですが、その苗と苗の隙間に沿って様々な機材を通して除草を行います。

その際に、隣接する苗の列が曲がっていると除草機で苗が除草されてしまうのです。全ての列が揃っていればどんな除草機を使っても綺麗に除草されます。まさに自然栽培農家向けの田植え機だと思うのですが、いかんせん8条植えの田植え機はデカイですね。巨大です。幅がもう……

私が買うとすれば6条植えなのかなと思うけど、それでも400万円近くするそうです。

夢ですね。これに関しては。

苗箱用の薬剤散布機は「箱まきちゃん」が最新だと思っていたら最新はこんな箱条の物に進化しているそうです。うちの田植え機にもファッションで除草剤散布機「こまきちゃん」が装着されていますが、自分の田んぼへは撒かないのであくまでも、他の方の田んぼを請負で植えたりする際には必要なのかなといった程度です。こまきちゃんのスイッチってどこにあんのかな???

苗もかなり密に撒いているとのことで200g後半から300g近くだという事でした。

ミッパですか?と聞くと、いやいや濃い撒きというだけで密苗ではないですよと。

そうなんですね。苗もぜんぜん細くもなくていい感じですね。来年はこれに挑戦してみましょうかね。

そんなこんなで田植えを我慢して訪れた園児の田植えはとても楽しいイベントになりました。

さてと自宅に戻る途中、きのう田植えを行った里の1番田の様子をチェック。

水の量もちょうどいい感じですね。

2番田は

ちょっと泥の巻き上げが気になりますが、まぁまぁですね。

この日田植えを行う里の6番田はちょっと水が多いので

抜いておきましょう。

里の5番田はもはやプール状態です。危険ですね。抜きましょう。

ここは去年自然栽培でノトヒカリを育ててほぼ壊滅した田んぼです。

今年はコシヒカリを植えてみます。

排水口には

プラスチック殼は1個も見当たらず気持ちのいい状態です。

ただ、風上には

過去の肥料成分残りでしょうか毒々しいアクのような物が漂っていました。すくい上げて捨ててしまいましょうね。

さてと今回は里の田んぼ、3、4、5、6までにコシヒカリを植えます。

いよいよ出番となったコシヒカリの苗。

短いけど堪忍な。頑張ってこいよ!!

田植え機に12枚、車で12枚運んで田植え開始。

操縦性や直進性の良いクボタのEP67はとても快適に、快調に田植えを行い、3時間ほどで全ての田植えを済ませてしまいました。その様子を見ていた農業師匠が登場して「早ぇなぁ。羨ましいわ」と目を細めていました。

農業師匠もその後は代掻きをしていました。

何だか拍子抜けするほど呆気なく田植えが終わり各田んぼの水位調整などを行いながら日が暮れてゆきました。

近所の農業青年T郎の家に植えられた木がとっても幻想的で綺麗でした。

さて、本日は里の7番田にノトヒカリを植えたら山の田んぼの田植え準備です。

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