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親方の奥さんと契約

昨日は苗の確認からスタート。

生き残った苗たちは生き生きと成長していた。

半死にの苗たちはまだ不明。

それから田んぼの水管理。

あ〜〜〜〜〜〜〜〜

ヒエがもう限界に達していますね。

親方はこれをもう少し伸びてから薬を撒くんじゃ!と言っては手遅れにしていたので

弟子の私は即対応する事とする。

でもまぁその前に

格納庫の中のもう今年は使わない資材を山のハウス倉庫へ移動などの作業を行う。

この住友のフォークリフト、

エンジンはブスブス言って調子はイマイチだけど操作性自体は嫌いじゃないんだよね。

雪で潰れたハウス倉庫もフォークリフトで強引に補修。

これでいいんじゃね?と思えるレベル。

穴だけゴリラテープで塞ごうかな。

こっちのトヨタのフォークリフトはブレーキがダメダメ。

特定自主点検受けっかな。

整然と整理された庫内。いい感じです。

とここで親方の息子氏から電話。

親方の奥さんが話をしたいと言う。

恐らく農機の整理についてだろうと推察。

で、集合して話し合いの場を持つ。

格納庫と納屋、ビニールハウス、ビニールハウス倉庫。全てセットの家賃を交渉。

とても安くしてくれたので助かる。

それから残った農機の価格についての交渉。

ドローンはとんでもないブラック案件だけど引き受けるしかない。

なので、その代わりと言ってはなんだけど、全ての農機を格安で売って欲しいと交渉。

私の提示価格より20万円高く積まれたけど、家賃を安くしてくれたのでその分は相殺かな。

交渉を終えて、格納庫の整理を終わらせて時計を見たら午後の2時!!!

慌てて家に戻りランチ。

娘のお弁当を作ったついでに妻と私の分も用意しておいたので助かった。

ランチ後は妻に「ドローンの補助者教習するから準備せよ」と指示。

双方向無線機がないので携帯電話を繋ぎっぱなしにして対応。

最初はなかなか思うような指示が出せなくてメゲてた奥さんも講習終了時には

「私って天才かも」と言うレベルに上達。

これだけはオペレーターとの呼吸だしね。

正直言って補助者の役割は相当大きい。

事故起こすも起こさないも補助者次第だと言っても過言じゃない。

その点、うちの奥様とは夫婦と言うこともあり阿吽の呼吸はピッタリ。

信頼しているのも大きいね。

で、翌日の日曜日の天気予報を見ると風が猛烈に吹くことが判明。

急遽、本番の除草剤散布を実施する事にしました。

ええっ!!本番やるの!!と驚く奥さん。

そうだよ。やるよ。

と薬剤を詰めて散布開始。

インペラ速度等が合ってなくて最初の1枚はオーバードーズ。

でもまぁ凄まじくヒエだらけの田んぼだったしいいかな。

その1枚を犠牲にして微調整。

最終的にはシャッター12%、インペラ1000回転で落ち着く。

それから怒涛の如く撒きまくったらバッテリーがなくなったので充電タイムに。

ついでに人間も充電タイムってんでおやつに。

この農薬散布ドローン。

DJIのMG1って機種なんだけど、既に生産終了。

パーツの供給も2025年で終了という曰く付きの問題児。

こんなポンコツを100万円で買い取れと親方の奥さんに詰め寄られて

「奥様、これは現在市場では50万円でも買い手が付かないポンコツなんですよ」

「なので私は奥様に100万円お支払いしますが、その代わり農機の全てを格安で売ってください」

「じゃないと私は私自身を説得出来ません」とお願いしたのね。

いくら飛行時間が20時間未満でも未来のないドローンに価値はない。

実際、最新のT30の教習上がりの物でも100万で売ってるような世の中だ。

本当はRTK機能のついたT30がいいに決まってる。

でも親方に恥はかかせられない。

それだけの理由でポンコツに100万出す事にしたんですよね。

でも秋の収穫時払いでお願いしますと頼んでおいた。

契約書は近いうちに作成。

コンバインは1200時間経過したゴミなので、その旨息子氏に伝えるが

納得できないさそうだったので

「先日の富山の業者が処分してくれと言うなら処分はしますよってレベルの話です」と

言ってたの聞いただろ?と

もはやこの先は修理との戦いなんですよね。

壊れる一方の機械との付き合いになる。

寿命はもうすぐやってくる。

ここでクローラーでも切れようもんなら泣くしかない。

あと2年はなんとか持ってほしい。

2年内にはコンバイン買わないともう戦えないのは分かってる。

無謀な戦いのような気もするけど。

戦わなくて逃げてどうする?この日本はどこへ行くんだ?

食料自給率どうすんの?

そう思うから戦い続けようと思う。

画面の左側に奥様がまたたびを握りしめて立っています。

ニャンズにプレゼントするそうです。

ポンコツくんも奥様もお疲れ様でした。

同じ場所なんですけど、1時間後に止水に行ったらこんな感じになっていました。

幻想的で熊でも出そうな雰囲気満載でしたわ。

 

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