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草との戦い

いよいよ7月も10日を過ぎましたね。
前回書いた通り、一応の取り決めとして7月10日以降は草刈りを行わないように農協から指導されていますので、昨日は皆さん必死で草刈りしていました。
私も戦力を増強して戦いに備えていました。

見て下さいよこの泣けるパッケージ。「中干しの達人」だそうです。これを使えば私も達人になれるかしらと思い購入してみました。
中身は割とシンプルで、下刈り機に取り付ける刃とガードの2つのパーツで構成されています。さっそく組み立てて

よし!!行くぞ!!と思った途端に雨が降ってきて断念。しかし、何だか気のすまない私は次なる武器を手にしました。

カーマ系のホームセンターで購入したオリジナルの草取りです。

軽いし、先っぽはいかにも草に効きそうな形状にそそられました。価格も1000円以下なので失敗してもそこまで泣かなくて済むかと。
こんなゴルフのパターのような物で本当に戦えるのでしょうかね。

雨も小降りになってきたので田んぼに向かいます。

お!!なかなかいいんじゃない?と思ったのですが、何せ刃先が狭いので狙いを定めるのに一苦労。今後の展開に注目です。

そして行われた青田検診。

農協さんから指導員の方が集落ごとに今年の稲の傾向と対策を伝授して下さるという集まり。そこで告げられる恐怖のお話。

え!!!

最高水準にカメムシ発生中ですか?ほんとに?

これはマズイですね。大量のカメムシが発生していると言うことは慣行栽培の田んぼから逃げてきたカメムシ君たちが自然栽培や無農薬のうちの田んぼに集結するんじゃないですかね?怖い……

まぁこれは自然栽培を行う農家にとっては宿命なので田の神様にお願いするほかありません。

青田検診では私の育てている「ノトヒカリ」が全く色が醒めず濃緑なのは大丈夫でしょうか?と尋ねるも注意深く様子を見守りましょうとの事でした。
耕作放棄地を開墾したので、雑草の肥料成分が過剰なようで倒伏に注意との事でした。

7月11日の2番田(現状無農薬)のようす。

ここは去年も慣行栽培されてきた田んぼです。割と色が抜けてきました。

3番田(現状自然栽培)

ここは10年ほど耕作放棄されてきた田んぼでしたが、割と色が抜けてきましたので一安心ですが、除草を全く行わなかったのでヒエが茂っています。手で抜くしかありません。

4番田(自然栽培)

ここが1番濃緑です。一目で分かるほどの濃緑具合に頭が痛くなります。
それから5番田(無農薬)の草刈りに行ってきました。

1週間前に軽く機械で草刈りしておいたのですが、ほとんど分からないほどの状態です。往路は田んぼの内側に向かって刈り、戻りは左側の排水路の方を刈ります。

道路側も刈りましょうね。

割と短いのですが、それでも今刈らないとチャンスはお盆んまでないので刈ります。

向こうに見える畦も刈ったのですが、あの辺は例の「コナギ」の群生地となっていました。

これは中干しの達人さんを使ってみるしかなさそうですね。(次回)
日がくれてヒグラシの声が聞こえてきたので帰りましょうかね。

本日は山の耕作放棄田の草刈りと3番田のヒエ除去作業です。

ヒグラシの声が心地よかったのでインスタに上げておきました
能登にももうじき夏がやってきます。

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