最近朝焼けが綺麗だと奥さんが写メを強制的にエアドロしてくる。
そうだね。
晴れたから稲刈りできるねと全然話は噛み合いませんが。
数日前の話ですが、山の田んぼの自然栽培してる田んぼの稲刈りしてきました。
雑草ボーボーで1枚の田んぼに半日もかかってしまいました。
コンバインは絶好調。
午後からは親方の形見のER335に乗って6月に田植えをした田んぼの稲刈り。
午前中のうさを晴らすが如く全力で刈り取り。
早い早い。1時間で完了。
県の農林課に勤めていた友人が何とかアドバイザーになり
近くに来た折に「この時期からだと米にならんぞ」と痛々しいアドバイスをして
私を泣かせていたが、結果は
豊作。
おい、I郎!!説明してみろ!!と半笑いでニヤける私。
まぁいい意味で彼の予想を裏切ったのでヨシとします。
正直、地域平均収量より多い。
翌日朝は籾摺り
これは山の田んぼの特別栽培米。
化学肥料、農薬共に地域平均の50%以下の仕様。
特に農薬に関しては20%以下。
慣行栽培のお米の中でも安全性が高く、価格とのバランスが一番良いと私は思う。
秋のカメムシ用の殺虫剤は不使用。
イモチ病の薬は使用。
メインは春の除草剤を1度使っただけ。
肥料は1/2の20キロ/10a使用。
栽培履歴付きで12,000円(税込)絶対お得な仕様です。
お得意様のお宿へも出荷。
配達を終えたら草刈り。
奥さんが嬉しそうに登場して写真撮ってたので「ドリンクは?」と聞くと去っていった。
その後ウイルキンソンを手に戻ってきたのでありがたく頂いた。
昨日は雨。
パラついてるタイミングで30石の乾燥機の搬出。
友よ。この施設では使えずスマン。
リフトでよいしょよいしょと持ち上げて
積んで車庫へ移動。
本社の整備が終わったら使ってあげるからね。
午後からは今年で農家を引退したYさんの所へ。
Yさん、恐ろしいくらい潔くて、今年で田んぼ止める。引退じゃ。
そう宣言してからあっという間に機材を全て処分。
引き際はこうでないといけないとつくづく感じる。
私も引退表明のあとはYさんのように綺麗に去ろうと思う。
Yさんの所へきた目的はというと
この現行最新の乾燥機の移設作業。
バラして
雨のなか養生しながら3回に分けて移動。
本日は組み立てを行います。
親方の使ってた古いシズオカの15石と合わせたら32石。
ようやく戦えそうな気がしてきた。
刈り取りしたくても乾燥機が空いてないなんて地獄すぎる。
部材も全て移動してあるのであとは組み立てるだけ。
雨にも打たれず快適に作業できるはず。
北陸地方は長雨に注意だって。
はいはい。
晴れるまでには戦いの体制整えておきますよ〜〜
今年は特に暑かったし、積算温度がよくなったんだろうね。今後は遅い方が良い米できるのかもしれないよね。
積算温度はあるんすけど、やはり雑草に食われたっぽいですね。
こうやって考えると羽咋市は本当に凄いと感じます。
輪島の鉄人も凄いですけどね。