お前なんかもう面倒みてやらん!!と絶縁された先輩農家さんが「大変じゃ!!お前さんの田んぼ、出穂しておるぞ!!すぐに水当てしないとダメだぞ!!」と連絡を頂いた。大人になった私は「わざわざありがとうございます」と礼を言って電話を切った。
あれれれ?絶縁したんちゃうん?(笑)
喜んで田んぼに行ってみたけど????どこに出穂が???
ところでこの「出穂」って何て読むか分かりますか?
先日の青田検討会で説明員の方が「しゅっすい」したら〜〜〜と仰っていて何だろそれ?って思っていたんですが先日先輩農家さんに「でほ」ってどうやって見極めるんですか?って聞いたら腹抱えて笑われてしまい「しゅっすい」と読むのだと認識しました。
そして雑草取りでヒイヒイいいながら田んぼの中を歩き回っていて「ん?」「んんん?」と発見してしまいました!!!
我が家の早稲品種「ノトヒカリ」本日出穂を宣言いたします!!
何だか感動しました。漫然と習っていた去年までとは気持ちが違うのか泣きそうになりました。凄いですね。わずか2ヶ月ほどでこんなに成長するんですね。なので早速水門を開けて注水開始です。
田んぼがぬかるむ前に慌てて仕上げの草取りしました。
2500円もする草取りを投入したのですが
我が家の田んぼのヒエは既に稲と変わらない大きさに成長しているので、この草取りでは何の足しにもなりませんでした。結局手作業で草取りです。
そして散々騒がれているカメムシさんも発見!!
私の気配を感じて葉の裏に隠れようとしています。
そしてヒエですね。
天高く成長した稲!!
ではありません。こいつは稲作農家の天敵のヒエです。
茎の節の部分に毛が生えているのが稲で、毛のないツルんとしたのがヒエです。
とにかく厄介な草との事ですが3番田は手作業で随分やっつけました。
確か出穂後、花が咲く時期には田んぼに入らないようにとの事だったと思うので余り時間がありません。できる限りの草取りはやりましょう。
いやいやしかし感動の出穂でした。