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乾燥機の周辺整備を全速で済ませて稲刈り開始

え?

稲刈り???と声を上げてらっしゃる皆さまは正しい。

実は北陸193号という晩成種の飼料米を遅植えしたアホがいるんですよ。

 

そう

 

私です。

 

失敗覚悟で植えたんですけど、まともに成長してしまい

今ようやく収穫時期を迎えました。

が、

今、ライスセンター納屋は設備の更新等でバッタバタなんですね。

何とか乾燥機の再起動までは漕ぎ着けたんですけど、

据えつけてはい終了とはいかないですからね。

 

と言う事で昨日の作業からスターツ。

 

まずは上部排塵装置の接続から。

これ繋いでいないとライスセンター内がモウモウになるので。屋外に排出します。

で、もう嫌で嫌で仕方なかった親方が数十年掃除せずに溜め込んだ恐ろしい量の埃の撤去作業も。

こうなるのが嫌で搬送装置を導入する事にしたんですね。

大きいサイクロン装置を接続してガンガン吸ってゆきます。

歩いても足跡が残らなくなったら完了。

取り敢えず先を急ごう。

バーナーの進角を50hz地帯仕様から60hz地帯仕様に切り替える。

固く締まったネジを緩めて変更。

これで本体側の整備は完全に完了。

お次は、送風装置の開口が全く違うので壁に大穴が空いているのを修繕。

OSB (耐水ベニア)を切り抜いて壁に取り付ける。

ここまで来たら取り敢えずOKなのでお次はコンバインの整備。

前回、親方の整備不良で酷い目にあった後の修理。

大した作業ではないけどザクザクと直して田んぼに到着したのが午前11時半。

もういい色になってます。

多少青いけどどうでも良い。

このまま待ってたら雪が降ってしまう。

案外綺麗に仕上がった北陸193号の田んぼ。

これ田植え時期さえ早かったら何の問題もなかったのにね。

何だか後手後手に回っていてダメな感じです。

それから、さぁ刈るぞ!!と田んぼの外周に入った途端にドボン。

参ったなぁと2トン車持ってきて引き上げる準備してたら

仲間のK男君が登場して手伝ってくれました。

これはマズイなと言う事で

田んぼの深めの場所は避けて斜めに切り分けて入り稲刈り。

その後も稲束詰まりが頻発したりと思うように作業は進まずにイライラと焦りが。

1時を過ぎた頃、休みだった奥さんがランチ持ってきてくれた。

軽トラの荷台に寄りかかり流し込むように食べて作業再開。

体に悪い仕事だねぇ〜(笑)

そして、籾コンテナが一杯になったのでライスセンター納屋へ。

まだ、操作パネルの化粧カバー取り付けていなかったので持参。

大切なので軽トラの助手席に乗せて搬入。

装着。

いよいよドキドキの張り込みです。

緊張します。

いつものインスタにて初張込みの様子はお伝え

その後も稲刈りは続き、

恐らくこれ以上はもう乾燥機に入らないだろうという量まで到達。

なので、中途半端だけど稲刈り終了。

試験運転のはずのSSE-GM30はいきなり満量まで張り込まれて

乾燥運転開始。

これもインスタで垂れ流し。

もの凄く良い感じの動いているぞ〜〜的な作業音と共に順調に動いています。

信じられないほど安定して動作しているので一安心。

そしてコンバインを格納庫に入れているとドリンクホルダーに飲み物が。

奥さんがこっそり届けてくれたようです。

ありがたい。

ゴクゴクと疲れを流し込みました。サンキュー奥さん。

 

朝、見下ろす田んぼに昨日の斜め刈りの跡が見えます。

今日は17石の乾燥機しか空かないので刈り取れても2反歩ですね。

(15石の初号機は未設定なので使えないんです)

じつは搬送装置の設置がまだなんですよ。

準備は着々と進めてあるのですが。

それでも30石の乾燥機が3反歩の田んぼを飲み込んでくれたので随分作業性は向上しました。

やはり農業は大きさが全てなのかもしれません。

(もちろん中身も大切ですが)

新米の出荷が遅れていて心配の声(実はお怒り?汗)が届いています。

ソーリー。

申し訳ない。

こんな状況で身動き取れていません。

雨が降るまで待って下さい!!

それでは

搬送機の設置に行きます。

その後商業ワーク→稲刈り。そんな1日です。

焦っているからこそ落ち着いて安全にと自分に言い聞かせています。

みなさんもどうかご安全に。

 

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