毎日水管理を行いながら大切に育ててきた自然栽培のノトヒカリです。
立派に実り穂が垂れてきています。
随分派手にカメムシにやられましたが、自然栽培ですからね。これも自然の摂理の一部なので仕方ありません。
それよりマズイのが先日からお伝えし続けてきた過剰成長の件です。育ちすぎてる。稲の高さが高すぎると騒いでいたのを覚えてらっしゃる方もおいでるかと思いますが、背が高くなりすぎると、穂の重みに耐えられなくなって倒伏してしまうのです。
そして嫌な予感は的中し、先日の局地的な大雨で耐えきれなくなった自然栽培で育てていたノトヒカリが倒伏してしまいました。まだ収穫まで20日ほど時間の残る中で倒伏し始めたと言うことは最後まで持たない。持ちこたえられないと言う事になります。
倒れていますね。
絶望的な倒れ方です。
こんな状況ですので今年度の自然栽培米は予約のご案内も出来ないまま終了となってしまいそうです。これまでの愛情と費やした時間を考えると言葉になりませんが、耕作放棄地ではありがちな事のようなので勉強させてもらったと感謝しながら経過を見守ろうと思います。