昨日もいい天気で、稲刈りには最適な1日でした。早朝から前日の脱穀作業で使ったハーベスターの回収や、ハザの移動、脱穀したモミを精米所へ移動したりと盛りだくさんな内容でした。
準備が整った9時過ぎから作業開始です。今回からはクボタの2条刈りのバインダーRJ-55君も田んぼに投入です。
スタッフ(機材)全員が揃ったところで作業開始。
このところ大活躍のヤンマー君、今日も頼むね!!
2条刈りのバインダーを田んぼに入れて作業開始です。
快調に刈り取りが進み1度に2条刈れる喜びに浸りながら一周回ってから異変に気がつきました。
何と、クボタ君、結束せずにただ刈り取って纏めてポイと投げていただけだったと判明。
何やってんだ君は……と、緊急停止してメンテナンス開始です。
あちゃ〜〜〜。紐を縛るらせん部分にカチカチに麻紐が噛みついています。お話にならない状況です。紐を切ろうとするのですが、コメリの紐と違って農協の紐の強いこと。
千切れない、切れない。はぁ〜〜参ったぞこりゃ。
15分ほど格闘して、これはダメだと判断して、バインダー初号機の「みほ30」君を取りに戻りました。
やっぱり君は頼りになるね。
名前がいいよ「みほ」だなんてね。さぁ行こうか。
足も遅いし、1条刈だけど、淡々とみほは稲を束にして刈り取ってゆきます。
使えないポンコツクボタを尻目に淡々と作業するみほ。
ある程度刈り取ったらハザを立ててハザがけしながら刈り取り作業を進めます。
クボタがただ刈り取っただけの稲束はこの際無視です。
ただただ邪魔なだけだったクボタは戦力外通知をして田んぼから出てもらいました。
そんな泣きたい状況の中、友人の宿の女将が手伝いに来てくれました。
彼女はクボタがただ刈り取っただけの稲束を縛ってくれて、結局夕方までずっと手伝ってくれました。おかげさまでハザ干しが1列完了したと言っても過言ではありません。本当に感謝しかありません。
1日を終えて静かに佇む「みほ30」
お疲れさまでした。また明日も頼むね。